楽吉左衛門銘 干支 卯 香合
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(税込 ¥4,400)
通常価格 ¥8,000 (税込 ¥8,800)
銘は不可です。
状態は大変良いです。
商品番号:7637177
サイズ(cm)
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樂吉左衞門
千家十職、茶碗師。
長次郎を初代とし楽焼をつくって現在にいたる。
二代常慶以降、吉左衛門を名乗り、三代道入以降隠居名を「入」のつく名で称される。
●初代 長次郎 ?〜1589
利休に見出され、その指導のもと楽茶碗を焼きはじめ。「大黒」をはじめとする利休七種などの名碗を残した。
●二代 常慶 ?〜1635
幼名与次、田中宗慶の子。
名工として将軍徳川秀忠など多くの支持者をもち、本阿弥光悦との接触が知られている。
黒楽はいわゆる道安黒で、また白釉(香炉釉)を完成させた。
●三代 道入 1599〜1656
二代常慶の長男。名を吉兵衛、のち吉左衛門と称し、通称はノンコウ。名工で楽家の最高峰の道入は、本阿弥光悦と親しく影響が見られるが、作品は茶碗がほとんど。
ノンコウ七種、ノンコウ加賀七種、ノンコウ後窯七種、その他多くの名碗がある。
●四代 一入 1640〜1696
三代道入の長男。初名を佐兵衛、のち吉兵衛、吉左衛門。
父について陶法を会得し本阿弥光甫の指導も得た。在印や土見高台のものは少なく珍重され共箱も極めて少ない。
黒楽に見る朱釉は一入の創作と言われている。
●五代 宗入 1664〜1716
初名平四郎、雁金屋三右衛門の子で一入の婿養子。
尾形光琳、乾山の従弟。
惣吉と称し二十七歳で一入のあとを継ぎ吉左衛門と改名。宝永五年(1708)四十五歳のとき隠居し表千家五代随流斎宗左の一字を授かって宗入と号した。
作品では「生月」「スル墨」「太郎」「次郎」「三郎」「露時雨」などの茶碗、表千家残月亭の鬼瓦が有名。
●六代 左入 1685〜1739
初名惣吉、大和屋嘉兵衛の次男で宗入の婿養子。
宝永五年(1708)二月宗入より家督を継ぎ吉左衛門襲名。
亨保十三年(1728)隠居し表千家覚々斎宗左より一字を与えられ左入と号す。
初代長次郎、三代道入、本阿弥光悦の写しに特に優れたものがある。また晩年の作に「左入二百茶碗」がある。
●七代 長入 1714〜1770
六代左入の長男。初名惣吉、栄清と称したのち十五歳のとき家督を継いで吉左衛門と名乗り槌斎と号した。
宝暦十二年(1762)隠居。初代長次郎の一字を採って長入と号す。
細工物に長じ、七宝透かし、交趾風の釉薬、金彩などを駆使して技巧的なものを試みた。
表千家七代如心斎好みの「玉の絵黒茶碗」は新春ごとの献納品とも伝えられ、如心斎社中の依頼による松銘の茶碗も有名。
●八代 得入 1745〜1774
七代長入の長男。
十八歳で家督を継ぎ吉左衛門と称したが明和七年(1770)長入が亡くなったときに家督を弟・惣次郎に譲り隠居して名を佐兵衛と改めた。
若くして亡くなったため、作品は少なく大半は赤楽。
●九代 了入 1756〜1834
幼名惣次郎、七代長入の次男で八代得入の弟。
得入が病弱なため、明和七年(1770)で家督を継ぎ喜全と号し文化八年(1811)隠居、表千家九代了々斎宗左より了の一字を贈られ了入と号した。
楽家中興の名工と称され箆使いに秀でていた。
●十代 旦入 1795〜1854
初名惣治郎、九代了入の次男。
文化八年(1811)了入隠居に際し吉左衛門を襲名。
文政二年(1819)了入に従い徳川治宝の御庭焼偕楽園窯を手伝い同九年治宝から楽の印判を拝領、弘化二年(1845)隠居し表千家十代吸江斎宗旦から一字を与えられ旦入と号した。
●十一代 慶入 1817〜1902
幼名惣吉。酒造家小川直八の三男で文政(1827)に十代旦入の養子となる。
弘化二年(1845)二十九歳のとき旦入が隠居したため吉左衛門を襲名。
西本願寺の御庭窯露山焼を山科に開く。
● 十二代 弘入 1857〜1932
幼名小三郎のち惣治郎、喜長を名乗る。十一代慶入の長男。
明治四年(1871)に家督を継ぐ。大正八年(1919)に隠居し弘入と称し茶湯、俳諧に老後を送った。
赤楽の箆使いが豪放で、黒楽の二重幕釉を得意とした。
●十三代 惺入 1887〜1944
十二代弘入の長男。大正八年(1919)に吉左衛門を襲名。
「茶道のせせらぎ」を発刊するなど、茶道文化の啓蒙に尽力した。
● 十四代 覚入 1918〜1980
十三代惺入の長男。
昭和十五年東京美術学校の彫刻科を卒業。
第二次大戦に従軍し、終戦後に吉左衛門を襲名する。
昭和五十二年楽家に伝来した歴代の作品や資料を寄贈して財団法人樂美術館を設立。翌五十三年に無形文化財保持者に認定される。
● 十五代 当代 1949〜
十四代覚入の長男。
昭和五十六年に吉左衛門を襲名。
楽焼(らくやき)
日本の陶器の一種。天正(1573~1592)初期に樂家初代長次郎が創始した軟陶。樂焼の技術のルーツは中国明時代の三彩陶で、長次郎の父にあたる唐人・阿米也が中国から三彩陶の技法を伝えた人物といわれる。手捏(てづく)ねで成形して比較的低い火度で焼成して作られる。釉薬により、赤楽・黒楽・白楽などがある。楽家二代常慶が豊臣秀吉より「楽」の印を賜り、家号を楽とした。
「一楽二萩三唐津」とも呼ばれ、千利休らの茶人の嗜好を反映した茶陶の名器として知られる。
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